造幣局 桜の通り抜け

2016年4月11日
大阪の春の風物詩「造幣局桜の通り抜け」が今日から開通ということで、 造幣局へは事務所から歩いてすぐということもあり、早速行ってきた。 予想通り大勢の人がカメラを片手に来られていた。 海外の方も多く桜の前でポーズをとる光景があちこちで見られた。 通り抜けは造幣局南門(天満橋側)から北門(桜宮橋側)への一方通行で約560m。 1883(明治16年)、当時の局長が造幣局内の桜の一般公開を始めて以来、 時代とともに品種・本数を増やしてきたとのこと。 「関山(かんざん)」「普賢象」「松月(しょうげつ)」「楊貴妃(ようきひ)」などの 八重咲きの品種をはじめ、今年は133品種・349本の桜が公開されている。 球状の大きな花が特徴的な「大手毬(おおてまり)」、 手毬のような形に花を開く「小手毬(こでまり)」などの品種は、 造幣局以外ではほとんど見られない珍しいものだそうだ。毎年60~70万人の入場者で賑わう。 今年の桜の通り抜けには、これまで名称不明で調査中であった桜が「類嵐(たぐいあらし)」と 判明したことから1品種が増えた結果、133品種となったとのこと。 「類嵐」は、東京荒川堤にあった桜で、花は白色の一重で、花弁数は5枚ほど。